3種類の眠り その3

先般、宇宙飛行に成功して地球に帰還したロシアのチトフ少佐が


「7時間、夢一つ見ずに熟睡した。


わたしたちは命令通りただちに眠り、あたえられた時刻に目がさめるよう訓練されている」


・・・と言いました。


これを聞いたアメリカ人が、


「わたしたちにはそんな芸当はできないね。


こっちは政府に飼い慣らされていないんだから」


・・・と笑いましたが、本当は「7時間の熟睡」がうらやましくてならなかったのではなかろうか、という話があります。


事実、正確綿密をほこる羽毛 布団 販売の調査によると、アメリカ人の52パーセントは常に、あるいはしばしば、就眠困難を訴えています。


この国はおそらく世界一の「不眠国」だろう、というのです。


したがって、睡眠薬の売れ行きも大したもので、1960年には年間33億6000万錠が売れました。


(アメリカでは睡眠薬は医師の処方箋がないと買えません)。

3種類の眠り その2

これを図示したものがあります。


これを見ると、私たちはオギャーと生まれてから極楽往生するまで、醒めては眠り、眠っては醒め、のくりかえしを続けていますが、その睡眠は分析すれば実はこのように複雑な成分から組み立てられていることがわかります。


第一の睡眠がまず基礎になり、その上に第ニの睡眠が発達して、これと相互に働き合います。


そうして第三の羽毛 フトンによる睡眠は、何か特殊な新陳代謝機能を発揮し、神経系の成長発達を助けているのでしょう。


マクベスは眠りを殺した


罪のない眠りを


心配事のもつれ糸を編み直してくれる眠りを


その日その日の死の床


苦しい労力の後の沐浴


傷ついた心の軟膏


大自然の与える滋養


人生の宴を飾る山海の珍味を・・・


(シェークスピア『マクベス』より)


3種類の眠り

人間の睡眠には、3種類の眠りがあるといわれています。


その第一は新生児にみられる唾眠で、人間以外の生物にも共通してみられ、脳幹の調節系に支配された、いわば生理的な匝眠です。


(その特徴は睡眠が覚醒の2倍長く、多相的です)。


第ニは大人の睡眠で、これは哺乳類などの高等動物にもその萌芽はみられます。


しかし主として人間特有とみられ、大脳皮質の発達と結びついた、いわば心理的の睡眠です(その特徴は覚醒が睡眠の2倍長く、単相的です。)


ここに心理的というのは甚だ広い意味で、前者を先天的睡眠とすれば、これは後天的睡眠といってよく、条件反射的のものから、社会環境性までを含んでいます。


さらにいま一つは、乳児の睡眠の半ばを占生理的睡眠としてさしつかえないでしょうが、普通の睡眠とちがって甚だ特殊な性質をもっているので、これをその意味で第三の睡眠・・・


または特殊代謝性睡眠と名づけて、前ニ者と区別するのがよいでしょう。


また、寝具を羽毛 ふとんにした方がより深い睡眠をとれることがわかっています。


無気力に打ち勝つ 3

心を犯すことは正真正銘の放蕩とされていました。


日があり、すっかり夜になりきらないうちに性交をする者と、一糸まとわぬ女性と「堕落しきった女」だけが、ブラジャーをつけなでいることを好んだのであって、ポンペイの淫売宿を描いた絵画の中でも売春婦たちの姿が描かれています。


愛撫には右手を使わずに左手でしか行なってはならないのに右の手を使う・・・


誠実な男性にとって、自分の妻の裸体を少しでも垣間みることのできる機会は、ちょうど良いときに、開け放たれた窓に月がさし込むことでした。


この厳しい法律、また奴隷制度でもわずかなサディスム・・・


なによりもギリシャ・ローマ時代の性の忠的節目である明らかな男性主義を内包しています。


受身となる相手が女性であるにせよ男性であるにせよ、能動的であるということは男であるということなのです。


それ故次の3つは、この上なくおぞましい行為でした。


女性を悦ばせるために唇をつけてまで卑屈な軟弱さを男性が押し進めるクンニリングス。


堕落の極みであり、相手に悦びを与えることで受動的に自分の悦びを得、通常の性器を用いることを相手に対し卑屈にも拒むものであるフェラチオ。


テルトゥリアヌスは、これを人肉を喰うことと同一視していました(精子は彼によればすでに子供であったからです)。


三番目は、自由人が受動性(〈淫乱〉)を押し進め、羽毛 布団のなかで「肛門性交」されるがままになることです。

無気力に打ち勝つ 2

紀元後2世紀になり、こうした風紀に対する「非難」の声が高まるなかで、新たな道徳性が出現するまでは、少なくともこうしたことが行なわれていました。


この新たな道徳性は、医学的な俗説に裏打ちされ、性愛を結婚の中に封じ込めようとするもので、男子に対してもそうでした。


この道徳は、両親をして、息子たちの純潔を婚礼の日まで守らせようとしました。


性交は、まだ罪とは考えられておらず、一つの快楽でしたが、アルコールと同じく、快楽というのは危険なものです。


それ故、健康のためには、回数を限らねばならなかったし、最も慎重論は断つことでした。


それも、厳格主義からではなく、衛生上からのものでした。


個人の新たな要である抵抗する精神力を発揮せねばならない、自分の快楽に対して他人がつけこむことは危険です。


性格をつくる機会を失ってしまい、再びそのような機会を得ることはできないでしょう。


また、若くして結婚することは、ふしだらではない青年期を送った証しでした。


これはかなりの快楽を結婚までとっておかねばならず、性的能力を余りに早く示しすぎてはならないということでした。


これらはすべて東洋羽毛工業がまだなかった時代の話ですが、その理屈はわかるような気がしますよね。


無気力に打ち勝つ

子どもが男の子であれ、女の子であれ、その教育についてわたしたちにわかっているのは、帝政期には、生まれるとすぐに子どもは乳母に預けられたということです。


乳母は乳を与えるだけではなく、多くのことをしました。


少年期になると、子どもは「養育者」とも呼ばれるペダゴーグに、思春期になるまで預けられます。


ペダゴーグは、家庭の教育によって「無気力さ」が子供の身についてしまうのを避けることと、性格を鍛え、強くする活力〈インドゥストリア〉を教えこむことが役目です。


しかしながら、「良き家庭」では徳を愛し、この退廃的なローマにあって、悪徳にあらがう気力を持つべく徳を身につけようとする精神的な雰囲気に取り巻かれていたにもかかわらず・・・


思春期になって、一人前の男性の服を身につけるや、青年の第一の関心事は、女召使の身体を買うことか、ローマの悪所であるスプーラ街に駆けつけることでした。


上流社会の夫人が、かりそめの恋の相手に青年の純潔を奪ってくれるのであれば話は別でした。


これは羽毛 掛け 布団のある現代社会ではあまり考えられないことですよね。

家長を得るために

古代では、子どもを持つには二つの方法がありました。


正式な結婚によって子どもを生むことと、養子を迎えることです。


養子縁組が頻繁に行なわれていたことは、古代ローマの豪族がほとんど自然的ではなかったことのもつひとつの例証です。


そして、まるで娘を嫁がせるかのように、あからさまに、子どもが養子として人手に渡っていました。


養子というのは、血統を絶やさないためのひとつの方策であり、公共の要である属州政府の一員となろうとする者に対し、法律で要求されていた「家長」という資格を得る方法でもありました。


自らが遺産相続人と定めた人物を継承者としていたのと同じよつに、若くしてしっかりした男性を養子に迎えることで、自分にふさわしい後継者を選ぶことができたのです。


羽根 布団 通販のある現代社会でもこのような考え方をしている人はたくさんいます。


社会のリズムと眠気

外部環境の示すリズム現象に生物時計は容易に引き込まれます。


いっぱんに、「外界時計」のほうが生物時計より優位だからです。


引き込みをおこさせるような要因を、「同調因子」と呼びます。


「ツァイトゲーバー」あるいは「同期化因子」ということばも、同じ意味で使われます。


人工的な外界時計として、私たちの社会には「社会時計」があります。


文明国ではほとんどの人が、夜明けとともに起床し、昼間ずっとはたらいています。


そして日没のころ夕食をとり、夜半まえに就寝します。


社会全体がこのような活動様式をもちますから、人々はこのリズムに同調して寝起きしなければなりません。


・・・つまり、文明社会の24時間周期・・・


社会のリズムが、私たちの日周活動を強制しているのです。


この時計も個人の体内時計より優位です。


文明社会の拘束のなかで、私たちは羽根 布団での就寝時刻や起床時刻を自由に決めることはほとんどできません。


それが許されるのは、せいぜい休日くらいのものでしょう。

夜眠る理由

人間は昼行性ですから、とうぜん休息期は夜の時間となります。


危険や緊張を避け、エネルギーを消耗しないためには、夜のあいだ眠るのがもっともよい解決法でありましょう。


事前に眠気が発生して、脳に休息の時が近づいたと教えることができればよいわけです。


こうして、睡眠に伴う眠気は、生物に普遍的な活動-休息リズムのバリエーションとして派生し、長い進化の歩みのなかで睡眠プログラムとして、脳に内蔵されてしまったのでしょう。


ですから、睡眠習性には、サーカディアンリズムの性質があきらかに温存されているのです。


いっぽう、眠気のリズムは、ほかの要因・・・


たとえば、体温の変化、食事の内容、ホルモンの変調などと連動して変わっています。


規則的におこるとはかぎらない、突発的なできごとに対しても、眠気は微妙にあるいは劇的に変化します。


こういった変化は、高級 羽毛 布団の有無や外界の規則的なリズムと関係ありません。


生体自身の状態に対応して眠気が変化することは、睡眠がフィードフォワード式の調節ではなく、「最適制御」方式の調節をも受けていることを示しているのです。

生物時計の役割と睡眠

生物時計のありかは特定できなくても、たいていの生物体は発振機構を内蔵していて、この周期を環境変化の日周期に同調させています。


とくに下等動物の休息状態は、外部環境のリズム、つまり明暗、気温、布団 羽毛の有無、湿度の変化や、食物や天敵の有無などにおおいに依存するものです。


・・・このように、プログラム内蔵型のサーカディアンリズムの発信機構を脳内にもっていると、昼夜リズムのように規則的におこる、予測の可能な環境変化に生体が順応するのにたいへん便利です。


たとえば、視覚に頼る昼行性の動物なら、活動に適さない夜がくるまえに安全なねぐらに向かうことができるでしょう。


これは制御工学でいう「フィードフォワード(前向き)制御」のやりかたです。


そして、内蔵された時計の時刻を正確に外界の時刻に補正するはたらきが、「フィードバック(後向き)制御」といえましょう。