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2010年11月 アーカイブ

眠気には日周性のリズムがある

眠気は、脳内にセットされた時計仕掛け・・・


いわゆる「生物時計」によって駆動されます。


眠ろうと眠るまいと、眠気は時刻とともに変化します。


徹夜してとても眠いときでも、羽毛 布団 販売で購入した布団で眠ったとしても、明け方の眠さと昼下がりの眠さは程度がちがうはずです。


では、生物時計がなぜ眠気を発生させるのでしょうか。


もともと、生物時計の起源は、睡眼の起源よりもはるかに古いのです。


ほとんどの生物は、一日のある時間帯に長いあいだ活動をつづけ、残りの時間帯には活動を休むという日周リズムを示します。


このような活動・・・休息のリズムは、ふつうの外界のリズム(昼夜とか潮の干満など)に同調していますが、変化のない恒常環境に住んでいても、約24時間を周期とする性質があります。


それゆえ、「約一日のリズム」という意味で「サーカディアンリズム」(概日リズム、日内リズム)と呼ばれます。


サーカディアンリズムは生物特有のリズム現象で、遺伝的に受け継がれる性質とみなされています。


ほかにも、生物にはさまざまのリズム現象があって、その周期はミリ秒から年の単位まで、ひろく分散しています。


極端な言い方をすれば、生きていることの特徴は、「状態のゆらぎ」のなかで、平衡を保っていることだ、と解釈できます。

生物時計と眠気

生物時計の座が、脳内のどこにあるかについては、ネズミ(ラット)やハムスターなどのげっ(薔)歯類でよく研究されています。


このような動物では、間脳視床下部の視交叉上核に生物時計が局在することがわかりました。


視交叉上核を破壊すると、活動-休息のサーカディアンリズムが消失し、数時間を周期とするリズムだけが残ります。


一日より短い周期ですから、このようなリズムを「ウルトラディアンリズム」(超日リズム)と呼びます。


視交叉上核をこわしても、睡眠と覚醒のこきざみなくりかえしは妨げられません。


したがって、活動-休息のサーカディアンリズムと、睡眠と覚醒のリズムとは独立した機構で調節されていることがわかります。


ほかの哺乳類でも、視交叉上核に生物時計があるのではないかといわれていますが、はっきりしません。


スズメやムクドリなどの鳥類では、松果体が生物時計の主座だとみなされていましたが、最近の研究で視交叉上核のほうが優位に立つと考えられるようになりました。


目から入る環境の明暗変化は、視神経を経て視交叉上核に神経情報として伝えられ、生物時計の時刻をリセットしています。


その情報はさらに松果体にも伝えられ、こんどは松果体の分泌するメラトニンというホルモンによって、液性情報として全身に伝えられます。


しかし、生物時計すなわち視交叉上核から発せられる情報が、羽毛 布団 通販のようにどのようにして前脳基底部や脳幹に伝達され、覚醒と睡眠のリズムを修飾しているのかは、いまのところよくわかっていません。

生物時計の役割と睡眠

生物時計のありかは特定できなくても、たいていの生物体は発振機構を内蔵していて、この周期を環境変化の日周期に同調させています。


とくに下等動物の休息状態は、外部環境のリズム、つまり明暗、気温、布団 羽毛の有無、湿度の変化や、食物や天敵の有無などにおおいに依存するものです。


・・・このように、プログラム内蔵型のサーカディアンリズムの発信機構を脳内にもっていると、昼夜リズムのように規則的におこる、予測の可能な環境変化に生体が順応するのにたいへん便利です。


たとえば、視覚に頼る昼行性の動物なら、活動に適さない夜がくるまえに安全なねぐらに向かうことができるでしょう。


これは制御工学でいう「フィードフォワード(前向き)制御」のやりかたです。


そして、内蔵された時計の時刻を正確に外界の時刻に補正するはたらきが、「フィードバック(後向き)制御」といえましょう。

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